まだ、彼女は2歳だったの?
じゃあ、私は10歳だったの?

小さい頃、近所の公園で遊んでいたら
やっぱり近所の小さな子がなついて
一緒に遊んでたってな事があるわけです。

世代は違うから、学生生活には関わってなかった
けど、雪祭りに連れて行ったり、なんじゃりかんじゃり。
なんというか親戚みたいなご近所付き合い。

そこの姉弟は、妹的な弟的な存在だったりする訳です。

彼女は中学生の頃、重い病気にかかり
命のやり取りを経験しました。
私は初めて、ドナーという言葉を知りました。
闘病中、一緒に闘っていた多くの友を亡くし
私には、とても計り知れない経験をしている彼女。
ただただ祈りを捧げた日々でした。


彼女を知っている人は、若いのに落ち着いている。
とても大きな心で明るい人だと。そういいます。
病気の事は伝えていないのです。
自分の苦労話はしないのです。

闘争心ではなく、いろんな事に挑戦しています。

たまたまご縁をいただいた現場に彼女が出演する事を
聞きました。
とてもとても不思議な感覚でした。

まさか、はな垂れっ子だった彼女の晴れ舞台に
スタッフとして参加できるなんて!
綺麗にメイクして綺麗な衣装をまとって群舞の中にいても
すぐにわかります。
緊張してるのがすぐにわかります。

本番前に、いつもの笑顔で♪と声をかけました。
「み〜ちゃんの顔みたら、緊張がとけたよ〜。安心した!」

(み〜ちゃんって…言っちゃうよね〜…)

ほんの少し、緊張がとれたようで「てへ」って顔して
「にこっ」と踊っていた。

舞台の裏方さんになりたかった理由。
出演者が安心して舞台に立てる様に送り出すこと。
「安心」
それが私の求めていた物。
だからこその技術だったり経験だったりが必要だった。


結果、私の方が彼女からの最上級の褒め言葉を頂いて
本番に挑むことができました。

大きく優しい彼女は自慢のご縁です。
いろんな事を教えてくれます。
ありがとう


その弟は、先日結婚をしました。
ん〜、立派になって!
かわゆいお嫁さん。
何かあったら、小さい頃のあんな事やこんな事を
内緒で教えます。お問い合わせください。
末永く、お幸せに〜



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お世話になりました。